バッキンガム宮殿を見たあとは最寄りのロイアルミューズという場所へ行きました


ロイヤル・ミューズ(The Royal Mews)

ここは、英国王室専用の厩舎で。単に馬の世話をするための厩舎ではなく、女王や王室メンバーの公務や儀式的な任務などで使用する馬や馬車、自動車などを管理・提供する部門でもあります。また、戴冠式や国会開会式などで使われる豪華な馬車や馬具、ロールスロイスなどの車両が展示されています。テレビでは一瞬しか映らない馬車もじっくりと見ることができるそうな、


クイーンズ・ギャラリーとロイヤル・ミューズの共通チケットを18£(4,000円近く)で買って入場すると、
石造りの建屋の中に馬小屋があり

実際に公務や宮殿周辺を警戒してるスコットランドヤードの騎馬警官が乗る為の 馬がココで飼われています。


更に道なりに進むと中庭みたいな場所に出てから、
小屋の一部を改装したような場所で多数の馬車やら御料車が展示されています。


この馬車はジョージ5世(現女王の祖父、在位1910〜1936)の戴冠式に使われたものです。

馬車と聞くとドラクエとかの馬車を思い出してしまいますが、

それとは比べ物にならないほど豪華です。


他には御料車として実際使われたジャグアー



高級自動車メーカーのジャガーも現在はインドのタタ・モーターズに吸収されてしまった。



中でも一番の目玉が戴冠式で使用される、綺羅びやかなステート・コーチです、

この馬車は1762年にジョージ3世が最初に使用したゴールド・ステート・コーチと呼ばれる馬車で

重さがなんと4トンもあります、

馬車の前方の金ぴかな像は海神だそうで、仏と戦ってきたイギリス海軍を象徴してるのだそうな、まさに大英帝国の精神が形になったような馬車ですね。

まるでFate/Zeroのイスカンダル(ライダー)が乗ってるチャリオット(馬で牽引する戦闘馬車)の様な厳つさがあります。


ちなみに古い馬車なので乗り心地が悪く
8頭の馬で牽引しても馬車のスピードは歩くのと変わらない程度しか出ないそうです。

他にも馬に装着する蹄鉄などをつける器具などが丁寧に整理されて
展示されていました、

ここの建屋でスコットランドヤードのポリースメンが馬を散歩させてました。


厩舎には、数多くの馬が飼育されており、馬にストレスがたまらないように
ここで馬を散歩させるようだ、
厩舎のデザインは、バッキンガム宮殿の改築も手掛けたジョン・ナッシュによるもの


う〜んいいオシリ!


ちがうよ!馬のお尻の事を言ったんだよ、



クイーンズ・ギャラリーを見学





いいセンスだ!


ロイアルミューズ&クイーンズ・ギャラリー共通券を購入したので、
ついでに見てきました、ゴージャスな宝飾品に陶磁器など綺羅びやかな品々が展示されています。


美しいティーセット。



クイーンズ・ギャラリーで展示されている   D-DAYの英雄達の肖像画



ノルマンディー上陸作戦で活躍した、英雄達の現在の肖像画の数々です。


Tom Renouf

この方も翌年の2016年にお亡くなりになりました。





THE LAST OF THE TIDEという展覧会名です、


2016年にはThe Black Watch Castle & Museumでも展示されました。

イギリス旅行記へ戻る

HOME

inserted by FC2 system